このコマンドにはいろいろオプションがあるが、自分がよく使うのは次のようなやり方である。
dbsvc -as -s auto -w {サービス名} {実行するコマンド} {コマンド引数}...
引数に設定する値の意味は次のとおり。
- -as
- サービスをWindowsのローカル管理者アカウントで動かす
- -s auto
- スタートアップの種類を自動にする
- -w
- 登録するサービスの名前(表示名は「SQL Anywhere - 名前」になる)、実行するコマンドとその引数を記述する
たとえば以下のように設定すると、サービス "SQL Anywhere - mydb"を自動起動で作成する。データベースは64bit版のdbsrv12.exeで起動する。
dbsvc -as -s auto -w mydb "%SQLANY12%\Bin64\dbsrv12.exe" "C:\Temp\mydb.db" -x tcpip(port=5440;DoBroadcast=No) -ti 0 -n mydb
実行するコマンドやデータベースファイルのパスは必ず絶対パスで書くこと。実行コマンド以降はすべてコマンドの引数である。この部分はdbsrv12.exeを普通に実行するときと同じ。
最後に忘れてはいけないこと・・・
登録しただけでは動かないので、サービスの管理画面や net start コマンドを使って起動してください。
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